今年もできたよ。みんなでつくる美術館

昨日、都内のオフィスのエントランスラウンジにて、
障がい者アートの展示を行った。
作品は、新潟の提携先から責任者が持って駆けつけ、
その企業で働く皆さんと一緒に飾り付けを行っていく。
どの作品をどこに飾るか。をみんなで考え、
上から吊るしたり、イーゼルに乗せて、バランスを
見ながら、調整していく。作品・作家紹介のPOPも取り付け
よく読めるかどうかも点検。
「もっと左」「もっと右」「これぐらいかな」
みんなが様々な意見を言いながら、どうしたら
見る人にとって、より見やすいかを真剣に考える。
スタートから約90分で、展示は完成。
みんなでプチ達成感の歓びを胸に、笑顔の記念撮影。

障害をもつ人も、そうでない人も一緒になって
力をあわせてつくるミニ美術館。
これから、しばらく会社のエントランスを華やかに
してくれるだろう。
そこで働く人にはもちろん、来社されるお客様にも
アートな時間を、しばし楽しんでいただきたい。

今回は、作品横にホワイトボードを設置し、皆さんに
自由に感想を書いてもらう予定。
それを撮影記録して、あとで作家さんたちにもお見せする。
これもみんなでつくる美術館らしい、素敵なアイデアだ。

そんなこんなで、MOSごと美術館が2022年もスタートした。
毎年、違った形で表現できていることが、うれしい。
実は、今回の展示作品を活用した、アートフルな店舗が原宿にある。
オフィスとお店、両方で作品たちを見比べてみると、これまた違う感動が。
空間が変わると、アートの楽しみ方が膨らんでくる。

※この作品展示「MOSごと美術館」の2022年企画は
6月1日より㈱モスフードサービス本社のエントランスでスタート。
こちらでの展示作品を活かした店舗が、表参道にて絶賛営業中です。https://www.mos.jp/shop/detail/02404/


こちらは、表参道原宿のモスバーガーの店内
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