五つ星の表情を撮る人。

今日は写真の話題。
先日5月8日に開催された岐阜新聞でのミニコンサートに駆けつけて
くださったアマチュアカメラマン。お忙しい仕事の合間に本当に「駆け付けて」
来てくださった。
「マーサさんの写真をまた撮りたいと思って・・」。
以前も演奏風景を撮っていただき、大変気に入っていたため、
今回も楽しみにしていた。
但し、会場が感染対策上、透明シートが設置され、近づいたり、
決まった場所からしか撮れない・・・など。なかなか自由に動けない環境であった。

しかし、そんな環境とは無縁に、素晴らしいショットがたくさん!
自分の写真を見るのは勇気がいる。あ、こんな顔している。ああ、しわくちゃ。
マスク生活でフェイスライン、大丈夫か?などなど・・。
皺や造形そのものはモデルの問題であって、カメラマンの腕には関係ない。
・・・とそんな中に、きらっと光るものもある。
とても自然な表情であったり、真剣にやっていることが伝わる情熱の瞬間であったり、
今にも写真から音が飛び出してきそうな写真がたくさん!
激写といっても良いほど、いろんな表情を次々と抑えてくださって、短いコンサート
時間、ずっと私という被写体に集中していただいたことがわかる。

改めて自分の表情を見る、顔を見る。ああ、口が歪んでいる。
こっちの角度からの写真はダメだな、こっちはまあいいか。
と、自分がどう見られているか、見られると良いかの点検はとても大切だ。

今回の写真も五つ星。いろんな場面で使わせていただく。
いくつになっても、見られる仕事をしよう。
見られることに耐えられるように努力しなければ!
と、背筋も伸びる。

Tさん、ステキな写真を今回もありがとうございました!
それにしても、素晴らしい才能だ。
アマチュアかプロかではなく、「表情を撮る」すぐれたアーチストだと思う。
(ここには、一部をご紹介します)

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