自分の偉人を増やす。

情報の洪水のなかで、おぼれない。
こっちの防災も意識して生きていかなければ、
心の生命力が萎えがちな、この社会。

ゴミ多き情報のなかで、何を選び取るのか、取らないのか。
ゴミ拾いが地球環境に良いのであれば、せいぜいすべきことであるが、
情報のゴミ拾いは、あまり自分のためにならないような気がする。

そんなことに時間を費やすよりも、本当にためになる知識に触れたり、
考える力を身につけたい。
そんななかで、ふと子供の頃に読んだ、世界や日本の偉人たちの伝記
のことを思い出す。
初めて本を手にとってから、すでに半世紀経っても、
その人のことを凄いと思い、そうなりたいと思える。
例えば、私の場合、ベートーベンを筆頭に、あと記憶に残っているのは
ヘレン・ケラー、野口英世、豊田佐吉・・・。
それらの伝記を今改めて紐解き直すのも良いだろう。

自分が生きてきて、なるほど、その偉人たちの人生はこうだったのだと
改めて知ることで、子供の頃とは違う発見もあるはずだ。
そして、大人になった今、子供の頃には出会えなかった自分にとっての
偉人を探してみることも良いと思われる。

心の探訪をしながら、さらに自分を深めていく、今からでも、その人に
習って、自分の道を切り開くきっかけにする。
この行動は重要だ。
大人になってからの私の偉人。
フランシスコザビエル、マザーテレサ、ド・ロ神父、藤田嗣治、遠藤周作・・・・。
ちょっと偏っているだろうかも?それは良い。偉人は、人によるのだから。
世の中には、教科書に載っていない偉人もいっぱいいる。

私のなかの偉人。この人は!と思う人のことを毎日描いて、前に進む。
完ぺきな人間はいない。
ただ尊敬できることをみつけることが大切だ。
時間を経ても、素晴らしいと思える人。そんな偉人が人生の手本になる。


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