毎日が記念日として・・・。

5月14日は個人的にちょっとした記念日であった。
20うん年前に、新たな出会いをいただいた日。
だから、毎年その日は、ちょっとだけ、特別な気持ちにもなる。
誕生日もそうだ。
なんだか特別の日だ。
でも、世界中誰にでもある記念日でもある。

毎日が記念日であったら、人生ちょっと忙しいかもしれないが、
毎日がおまつりのような気分になれるのかもしれない。
そういえば、以前NYへ行った際に、美術館の売店で
「バースデーカレンダー」というものをみつけたことを思い出す。
カレンダーのなかに、友人知人の誕生日の名前を入れていく記入式の
カレンダー。この日は誰かさんの誕生日というのを忘れないための
ものだろう。当時、アメリカには面白い習慣があるなと思っていた。
もともと、グリーティングカードを贈ったり、プレゼントを贈る習慣が
ある国だから、誕生日情報は重要。なんだか大変だけど、楽しそうだ。

日本ではあまりその習慣がない。そんなカレンダーに書くほど、
多くの人のバースデーを知らないし、交友関係もそこまで広くなく、
狭い。少ないけれど、深いおつきあいを重んじる傾向があるからかもしれない。

今日が誕生日・・という方には、さりげなく「おめでとう」の
気持ちを伝えたい。
というのはとてもいいことだ。

毎日が誰かの記念日だ。
誰かが誰かに「おめでとう」とか「ありがとう」と言っている。
そんな言葉が溢れる世界に、戦争はないはず・・・。

戦勝記念日とか、そんなものは要らないから、
ひとりひとりの小さな幸福を実感できる世の中でありたい。

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