半年ほどかけて、仲間たちと一緒に取り組んできた小さなプロジェクト。
自分たちの会社のテーマソングを一緒につくって、一緒に演奏し、大切な人たちに
聴いてもらう。という小さな取り組み。
障がいがあるからできないとか、できるとかそんな思い込みは投げ捨てて、
まさに一緒にダイバーシティ、いやインクルーシブな体験を生み出したかった。
そしてできあがった曲。
来週のお披露目に向かって、最後の練習を行った。
どんどんうまくなって、自分たちのものになってきている。
約20名の想いを受け取りながら、こちらで作詞作曲しながら、ひとつの作品にできたことも
歓びであるが、何よりもみなさんが楽しんで演奏している様、このプロジェクトで
社会性が養われていることがが嬉しい。
一緒に何かを作り出す喜びは、やった人しかわからない貴重な経験だ。
口笛あり、ハーモニカあり、行進あり。
何よりうれしいのは手話もありということ。
自分が作った歌詞が、手話で表現されるなんて、感激だ。
最初誰も想像しなかったことができるようになったことが、嬉しい。
さあ、本番。コロナで何名のオーディエンスにおいでいただけるか
わからないが、親御さんや施設の方がおいでになるとのこと。
最高の本番にしたい。
知らないうちに、こんな小さな夢も叶いつつある。
本番というメリハリは、人を大きく成長させてくれる。
もちろん、自分次第で、毎日が「本番」だ。