最近、一緒にお仕事させていただくことになった、ある会社の社長さん。なんでも幼なじみの同じく経営者の親友とともに、99歳まで生きると決めているそうだ。100歳までは長すぎる。だからそのちょっと手前まで元気にがんばろうということで99歳だそうだ。
最近66歳の誕生日を迎えられたようで、「あと人生の三分の二、思いっきりがんばりますから、お付き合いよろしくお願いします」
と言われて、しみじみしてしまう。
もし私の人生が今三分の2まできているとしたら、75歳までは生きなくてはならない。いやー、そんな長すぎる。と思ってしまうが人生の諸先輩からすると30年はそんなに長い時間ではなく、三十年後は遠い未来ではないようだ。確かに60歳まで生きたら、先の30年は短く感じるのかもしれない。
人勢あと半分。と思うととてつも長く、あと三分の二という数字は、折り返しをすでに過ぎていて、最後の仕上げに向かうのだから、
迷いもなくまっすぐ生きられるのかもしれない。
あと何年?このゴールからの発想はとてもいい。実際、いつまで生きられるかわからないが、自分なりのゴールを描きながら日々生きることは、活き活き人生には大切なこと。
目的をもって最後の瞬間まで、元気によどみなく、走れたらいい。
おかげさまで前向きの諸先輩に囲まれて、自分の未熟さと若さを感じ、前に進める。そんなわが人生は、とてもありがたい。
「人生の三分の2を、よろしく。」
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