往復8時間、弾丸出張を癒すもの

久しぶりに二週続けて、新潟へ向かう。
いずれも日帰り。仕事以外の準備が不要で、泊まるより楽であるから。
となるべく1日をフル活用する。
東京に寄って一仕事したのち新潟へ向かうか、朝のうちに新潟へ
一気に移動して、そのまま午前、午後、夕と三部構成で仕事をして、
移動するか。
と、いろんな組み合わせが可能であるが、いずれも始発で行って、
最終で帰るということになる。
しかも東京駅での新幹線乗り換えは10分ほどだ。
前に乗る列車が遅れるとドキドキする。
と、こんな生活を名古屋に拠点を移してからずっと繰り返してきた。
東京~新潟は隣町。しかし、名古屋~新潟はちょっと?遠い・・・。

東京から新潟に通っていた12年間、そして名古屋からの5年・・・。
その間にコロナ・・・。オンラインも増えて、回数は減ったが、
それでも17年間、本当にこのホームに足を運び、列車を待った。
このホームでは、到着する列車を待って直ちにお掃除にとりかかる
スタッフの姿も印象的だ。

出発して1時間余り、
今週も越後湯沢を出てトンネルを越えると・・・。
先週以上に魚沼地区は真っ白。
車窓に列車内の明かりが映りこんでいるが、やむなし。
目が覚める銀世界を抱くこの瞬間。やっぱり新潟は雪がないと・・。
と、苦労もわかっていないくせに、新潟通のふり。

今回もがんばる新潟の皆さんにお会いでき、
ともに考え、いろんなことをお伝えし、春に向かう締めができたかな。

そうそう、弾丸出張の疲れを癒してくれた、1枚のウェルカムボード。
この色といい、観覧車といい、来社する客のことをよく理解し、
用意してくれる。こんな会社が新潟にある。
今日のためにつくってくださる。毎回日付入りのおもてなし。
新潟へこんなに長く通えたのは、こうしたさりげなく、
あたたかい気持ちを感じることが多くあったからかもしれない。

寒いのに、あたたかくなって帰ることができる。
心地よい疲労感でほっこりして帰ることができる。
そんな弾丸出張。長い1日がやっと終わる。
日付がしっかり変わっているが・・・。あれ?1日27時間?

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