運しかない。

このオミクロン感染拡大期に、朗読劇をする?
話がきたときは、当日には感染も収まってくれるだろうという
希望的観測前提で話を受けた。
その劇団主宰者の真剣な思い、行動力に共感し、
「さっちゃんがやるなら、やる!やるわ!」
とふたつ返事。必要としてくれること、一緒に作品を
つくりたいといってくれることがうれしかった。
その声に応えたい。と思った。ただそれだけ。

その後、コロナは感染拡大、今も日々感染状況は
収まっていない。
でも、絶対に「やめる!」という選択肢はない。
対策をしっかりして、やる。と決めている。
やめるときは、本当に最後の最後。そのときは仕方
ない。でも、今はそのときではない、前に進むのみ。

さらに、今日は大雪警報だそうで・・。
今日からリハーサルで東京入りと言うのに・・・。
何年前か、東京のライブで大雪になった日のことを
思い出した。
笑うしかない。本当に・・・。
コロナに大雪。というスペシャルな条件。
であるが、まあ、それもありだろうと、
「気を付けてきてくださいね」
との言葉をもらう。
まったく普段通りだ。

こういう前向き加減が、本当に好きだ。
役者魂、作家魂。やわじゃない。どんな天気であっても、
突き進む。
地震がきても、演じ続けるのだろう。
まさに生きているという感じ。

さあ、気を付けて、明日からしばしの東京ステイ。

「あとは、運です。それしかない」
そのとおり。運に身をまかそう。

まずは明日会場へ行き、そこからホテルに帰る。
運任せ・・・になろうか。やりきるところまでやったら、それしかない。




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