あったかハートと小さなぶつぶつ交換

お会いするときに、ちょっとしたプチギフトをさしあげたい人がいる。
さしあげたい時がある。
日頃の感謝であったり、エールであったり、またはお返しであったり、
もしくはコミュニケーションのきっかけづくりであったり・・・。
決して、豪華でお金をかけたものや、いかにもお土産というものでなく、それよりも「あなたのことを思っているよ」と言う気持ちが伝えるものの方が良い。

出張に行くとき、どこかの企業にお邪魔するとき・・・こちらも
それなりに、何かしら用意する。それを喜んでくれる、その気持ちを感じてくれる人がいたら、とてもうれしい。

昨日はたまたま、小さな紫の箱に入った京都名店の洋菓子を持参いただいた方がいた。「これ、紫のパッケージだったので・・・」そのお店の紹介とともに、「紫色イコール今尾さん」ということで、思い出して買ってきてくださったという話題に、思わずにんまり。気にかけてもらっていることが、とてもうれしい。
「それは、それは・・・」荷物にならないことも考えていただいているところも
にくい。
その後出会ったある人は、懐かしいチョコレートの一口サイズのものが入った袋詰めを「はい、これ~!」とあいさつ代わりにくれた。
「これ、自分で袋詰めしたの?」「そうでーす!」へえ、大の大人、しかも50歳にもなろうかというお兄さんが、チョコを袋詰めとは・・・。かわいいラッピングだ。今日は、これをあげようかな。と用意してくれたのだろう。彼は、いつもチョコをチョコッと渡してくれる。そこから、世間のバレンタイン、チョコレート談義がはじまる。なぜか、彼はそういう内容の時もメモをとる。営業は、こういうところも大事だな~と、と感心しながら楽しく会話。そして本題へ入る。

などなど、嬉しく楽しいひととき。
相手を大切に思うあたたかい気持ち。そして、ぶつぶつ交換はとてもいい。
モノの交換だけでなく、ぶつぶつと会話を交わすのだ。

どんなに寒くても、忙しくても、あたたかくなれる、ゆとりをもてる。
そんなひとときは、自分次第でいかようにも可能になる。

さあ、今日はどんな交換ができるだろう。もちろんモノがなくてもいい。
ブツブツいえる楽しい話題があれば。

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