このオミクロン旋風のなか、冬季オリンピックが近づいてきたようだ。
実感はないし、本当にやるの?と言う感じ。
また、半年前に開催された東京オリンピックは、
何年も前の、過去のできごと。
終わってしまえば、あの騒動は、何だった?という感じ。
政(まつりごと)としての大会は、まったく興味がないが、
選手の本番に向かうその真剣さや、情熱から学ぶことは多い。
金メダルを目指し、技を完ぺきにしようと思えば、
1に練習、2に練習、3も4も5も6もすべてひたすら練習だと思う。
先日引退を発表した内村選手だってそうだ。
勝つためにどれだけの練習を重ねたことだろう。
練習。大人になって、ビジネスの世界で、「練習」という響きは新鮮だ。
ビジネスの場面に、それはあまりないかもしれない。
もちろん勉強したり、研修したり、努力は必須であるが、
本番の前にずっと練習ということはあまりない。そんなゆとりもない。
今、「練習」をがんばらねば!と思う自分がいる。
それはピアノの練習だ。幼いころ、1日数時間、そして弾けないところは何十回もさらって覚えた、あの執着はなんだったのだろうと思う。
岐阜を離れたきっかけから、練習をしなくなった。
練習をやめた分、力が、みるみる落ちた。
今、このブランクが悔しいと思っている。
もちろん、音楽を離れたことで別の世界が広がり、得た出会いは宝
であるので、このこと自体に悔いはない。
ただ、練習を途中で止めたことは反省。
今、ぎりぎり気づいて良かった。
だから、これからでも「練習」をしなければ!。
時間がとりづらい毎日であるが、やり方はいろいろある。
とにかく、「練習」をたくさんした人が、本番に強くなるのだ。
そういう意味では、受験勉強も同じかもしれない。
限られた時間であってもいい。
夢中になること。執着すること。
大人になって忘れていた感覚を、改めて呼び戻すことで、
自分と向き合い、次の夢に向かいたい。
1に練習、2に練習・・。ほんとうに選手の毎日は凄い。
ある意味、ストイックでなければ、つとまらない。
今年は、もっと「練習」!だ。