運ぶ人、届ける人、伝える人に。

ある方から
「心を運んでいただき、ありがとうございます」
という言葉をいただくことがある。
とても丁寧で、感謝が伝わるステキな表現であると思う。

「心を運ぶ」とは、相手に寄り添い、その想いを届け伝える。
ということと理解しているが、
これに近い表現として「心配する」という言葉もある。
こちら、ちょっとネガティブな意味合いにも受け留められるが、
「心を配る」と理解すると、これも改めてありがたいことだと思う。

いずれにしても、自分のことを応援してくれる、見守って
くれるそういった人の存在は、迷いながら生きていく身に
とって、勇気と自信を与えてくれるもの。

たとえ、遠くにいても、どこからでも、いつでも、
心を運ぶことはできる。

今日は父の旅立ちから100日目。
悲しみも、これを節目に変わるのだとか?
その真偽はわからないが、
だんだんその現実と悲しみの感情に慣れていくのだろう。

父も、そして母も、きっと空の上から、
心を運んでくれているのだろうと思うことにする。
そんな風に思う朝。

心運び、運ばれる。
愛とコミュニケーションの原点は、ここにあるのかも
しれない。

運ぶ人、届ける人、伝える人。そんな人を改めて目指す。




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