あの1月17日の朝のことは、今も忘れない。阪神・淡路大震災・・。あれから27年も経つという。
つい最近のことのようにも思うが、想えばずいぶん長い歳月だ。
この間の地元の皆さんのご苦労は計り知れない。
おかげで神戸の町は見事に復活したが、心の傷跡は消えることはない。
お亡くなりになった方へ、今、改めて祈りを捧げたい。
ご家族にとっては、生涯忘れることができない、記念日だ。
この震災後、国内外でこれまで経験、想像もしなかったような事件、事故、災害がくりかえされ、
安全に無事に生きることが当たり前ではなくなった・・・。
世の中が本当に変わってしまった。
確かなことは、今、この瞬間、ここに無事に生きているということ。
明日はわからない。だからこそ、今を大切に生きなければ。と思うのみ。
この大切な本日、今年初めての演奏活動を行う。
何があっても、続けていこうと決めたことを生きている限り、
出来る限り続けていく。
「Pu・Ka・Ri」というオリジナル曲がある。
大切な人といること、ともに生きることが、いかにありがたいことか・・。
何気ない幸せがいかにかけがえのないことか・・。
そんなことを伝えたい曲だ。
無意識に書いていたが、震災後に改めて聴くと、結果的にそのようなメッセージとなった。
今日に感謝して、大切に心を込めて。お届けしたい。
そして、今まさに、トンガで被災されている方々への祈りを込めて・・。
以下は、今日のコンサートの配布資料の一部です。
あの日をふりかえり、大切に歌う、生きる。
カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク