お年玉って、大人になってももらえるんだ~。
と、そんな気持ちになったこの連休中での話。
数年前、東京を離れるまでにやっておこうと、しばし通った
作家大学で出会った、脚本家。とくにラジオドラマを書いて
こられ、自らの劇団ユニットも運営しながら、自作・演出を
手がけてこられている。
京都出身ということもあって、なんとなく気ごころも知れて
彼女の作品に生演奏というカタチで出演させてもらうことも
しばしば。下北沢の小劇場や、ライブレストランや地方公演など
思い出すと、本当にわが人生のなかでも貴重な経験ばかり。
しかし、コロナもあって、リアルな公演が難しくなり、
本当に大変な2年。そんななか、配信用のミニドラマ
(「東京携帯式ヘルメット物語」)を提案し、
そこでも私の曲を使ってもらったり・・一緒に作品づくり
をした。あれから、まる1年。
彼女は配信での公演を継続実施してきた。
作家魂が半端じゃない。真のアーティストだ!
すごいと感心、大いに刺激を受けていた。
昨年1年のわが人生のドタバタが落ち着き、さて新たな年を
・・・と少し力抜けていたところ、
「マーサさん、相談があります。電話していいですか?」
とのご一報。なんだろう?と連絡をとってみる。
すると、なんと2月に新作の朗読劇をハイブリッド公演するという。
急な話である。もう公演まで1か月であるが?
2月11日~13日まで、下北沢のピアノ付きのホールで行うとのこと。
「それで、マーサさんに生演奏してもらいたいと思っていますが」
話が全部終わらないうちに、
「やるやる、やります!ありがとう!!」
と返事をしていた。
コロナで演奏する機会が自らなかなか作りづらい環境のなか、
ハイブリッドでというところがまたありがたい。
いずれにしても、公演を行うというわけだ。
脚本もこれから、ということで、いつもながらのバタバタになりそう
であり、演奏とのマッチングは前日に集中して行うことになるかも
しれないが、ぜひ、ぜひやろうと思った次第。
ピアノが遺された今、アーチスト稼業を続ける。これはミッションだ。
「さっちゃん、なんだかお年玉もらった気分やわ。うれしい。
ありがとう、声かけてくれて」
「こちらも、一緒に作品をつくれるのがうれしいです!」
2022年、私にとっての新たな年明けがやってきた。
よっしゃ!という気持ちだ。
「やります!」と即答できるこのチャンスに、心から感謝!
※公演詳細は後日ご案内いたします。