新しい年が来た。
昨日からつながる1日のはじまりではあるが、社会生活を送る上での
ひとつの節目、区切りとしての1年のはじまり。
365日を数え直す、はじめの日だ。
暦が変わること。何かをはじめるには、けじめとなり、チャンスでもある。
今年は、新年のあいさつをする家族が減ったという点で、これまでにない
ちょっと慣れない変な年明け。
「おめでとう」と言えない、言われない。これは人生初の経験。
いろんなことを思うが、とにかく、与えられた人生をまっとうするということ。
親より先に逝くという順番を間違えること、誤ることはなかったのは、本当に
幸いだった。親たちはきっと安心して、旅立っただろう。
親を見送ることができた今、この新年は自分にとって、本当の自立のはじまり
だと考える。
真の意味で、自分にとって新しき年になった。
さて、この新しき年に何をするか。
ある意味自由になった、ある意味、老いもそのうち迫ってくるという危機感も
抱く。
などなど、いろんな現実を踏まえ、
自分らしく、どこまでもどことん、自分らしく生きること。
そして、出会う、全ての人に感謝をしながら、そして、社会に少しでもいい影響を与えること。人の役に立つこと。
これをさらに意識して、前に進みたい。
両親の姿は見えなくても、自分の中にいる。あるいは包まれている。見守られている。
と、そんな意識をもって、悲しみを力に変え、
この世の中で、今しばらく、強くしなやかに生きていこう。
2022年は真の自立の年にする。
まだまだコミュニケーションクリエイター業も道半ばですが、どうぞ本年も
宜しくお願いいたします。
皆さまにとって、幸多き1年となりますよう、心よりお祈りしております。