知人の脚本家が主宰する劇団からのメールが届く。
この1年半は、オンライン公演の案内だった。
最初はそれにもびっくりして、そんなことできるのかな?とも
心配していたが、朗読劇を中心に、小さなスタジオを
フル活用し、見事に作品を配信し続けた。
その合間には、ミニドラマを提案させてもらい、
コロナ禍に撮影し、編集、配信。そんな共作の経験から1年が
経ち、彼女はそれからも地道にひたすら自作の発表をし続けた。
そのひたむきな活動ぶりには、本当に感心していた。
そして、このたび、2年ぶりの劇場公演となったという案内。
なんだか、わがことのようにうれしい。
案内の内容の一部をここに記す。
【B.LET’S第19回公演】
「ひまわり海に咲いた」 作 ・演出 滝本祥生
■出演
大田康太郎(B.LET’S) 石松千明 石本径代(ECHOES)如月皐 佐藤友佳子
吉田雅人(ユニークポイント)渡辺啓太(MONO)
■日程 12月22日~26日 14時の部 19時の部(日によって異なる)
■料金 観劇 3700円 当日 4000円 〈日時指定・自由席〉
オンライン配信 2500円
(12/31までオンライン配信予定)
■【観劇チケットのご予約】
⇩https://www.quartet-online.net/ticket/himawariuminisaita
■会場:studio ZAP!
東京都新宿区市谷台町4-2大鷹ビルB1F (都営新宿線 曙橋駅より徒歩3分)電 https://studio-zap.jimdofree.com/
本当は劇場に駆けつけたいが、今回は難しいため、
まずは会場へ花を送る。
コロナを乗り越えて、よくがんばられたと思う。
劇団の主宰である作家そして、一緒に公演してきた役者さんたちも
お揃いで、ああ、みんながんばってるな~と胸がいっぱいになる。
本番前の稽古の真剣な様子を思い出し、懐かしく、そして背筋も
伸びる。
お客様も久しぶりの劇場公演を楽しみに、おいでくださることだろう。
久しぶりに劇場の緊張を味わいたいが、今回はオンラインで観賞
させてもらうとしよう。
コロナ前であれば、現地に行かなければ何も体験することが
できなかったのに、
このハイブリッドだけは、コロナが与えたギフトと言える。
初日はどうだっただろうか。
演劇は長丁場だ。千秋楽まで、元気にがんばって!
と、仲間に心からエールを送る。
と、書いていたら、ご本人から花の写メールが届いた。
なんだかこっちも、うれしくなり、テンションが上がる。