組織を支えるのは、人である。そこで働くひとり一人である。
目標に向かって、一緒に進み、ともに成長する。
人が成長することで、結果、強い組織ができる。
そこで決めてになるのは、「育てる人」。
トップ(経営)と、現場の間に立って、進むべき方向に向かって
部下たちとコミュニケーションを図り、認めながら、
改善を促しながら、背中を押し続ける、地道な仕事。
そして、自らも人が育つことに喜びとやりがいを感じ、
この仕事やって良かったな~と、なれば最高。
この人づくりは、どうぞ自由に!ということでは実現しない。
育成者が現場で働く人たちに常に関わりをもち、一定の距離、
時間をもって、見守り、励まし、ときにアドバイスして・・の持続性が
ポイントになる。
そして、その育成者の活動を俯瞰して見守りながら、
それぞれの状況を共有しながら、育成者へもエールを送り続ける。
育成者が責任感を持って取り組み続けるには、経営側の
役割も重要だ。
育成者は経営者に成り代わって、現場に対面する
重要なキーパーソン。
それぞれの部署で関わる人同士が、それぞれの役割を発揮し、
関わり続けること。
それがあってこそ、はじめて人づくりができる。
地道ではあるが、大変重要な取り組みである。
まさに、サスティナブルなコミュニケーションを
続けることがうまくいくコツかもしれない。
最近、人づくりとは、この持続可能なコミュニケーションを重ね、
働きがいをともにみつける活動と思い始めている。
「みんなで良くなる。」
組織のいいところは、そこだ。
今、人づくり応援団をするなかで、こんなことを思い描きながら
組織内の観覧車が元気に回り続けるように、と願っている。