最近、面談する機会をいただく方々。
とくに現場で物を作っておられる方に出会うことが多いが、
まず、コミュニケーションは、「あんまり好きやない」と
おっしゃる方が多い。
そして、そろそろ中間管理職になって、いろいろ下の人の
ことも支えていかないと・・とそんな話になると
「自分は、肩書なんか、全然いらんと思ってる。
仕事して、お金稼げたらいい。」と言われる方も。
ある意味、想像どおりであり、想定内だ。
いずれも、本当に正直で、一目で好感をもってしまう。
無理して、型にはまろうとか、力んだり、がんばりすぎたり
する人もいるけれど、もしかして、モノづくりの現場とは
自分と向き合う仕事でもあるため、まずは、自分の今の役
割を果たすことが使命。
そんな日々の真剣勝負のステージなのかもしれない。
1日決まった時間のなかで、決められた仕事を効率よくトラ
ブルなく進める。うまくこなす、回す。いいものをつくる。
これは、本当に地道であるが、大切な仕事だ。
コツコツできる人は素晴らしいと思う。
そして、肩書はいらん。
という人。これはこれで、ひとつの生き方である。
日々現場を仕切り、動かしている。
チームメンバーの頼れる存在になっている。
求めていなけれど、しっかり仕事をしているから、
肩書がついてくるということだ。
なんだか現場の方は素直で、個性豊かで、本当にいい。
一見無口ではあるけれども、一度口を開き、
心を許せば、本音の会話。
もちろん、コミュニケーションを少し意識すると
もっと世界も広がるかもしれない。
この素直さを尊敬し、応援したいと思う。
まっすぐな人。ブレない人は、ある意味、私も同じ・・でありたい
と思っているから。
今日も新たな出会いを求め、わくわくの1日に。