最初に会う時の備え。

企業で働く方との面談という機会が多い。
経営者、管理職、さらに現場で活躍する人々・・・。
面談する目的は、その企業、そこで働く人の現状を把握するためであったり、
相談に対応するためであったり、さまざまであるが、最初の面談はかなり
大切だ。
そして、誰が相手であっても緊張する。それはおそらくどんな人も同じだろう。

少しでも緊張をなくし、いち早く打ち解け、いい交流ができるように、とくに、はじめての会社の人に会う場合は、ホームページを必ずチェックする。これは
もう常識だ。これがあるとないとでは、最初の会話から違ってくる。
さらにそこで働く人たちとの面談となると、組織図であったり、事前アンケート
であったり可能な情報を頭に入れて、こんな仕事をしている、こんな方だろうと
想像を働かせながら、面談に臨む。
このように、自分だけが相手のことを事前に調べているだけではなく、面談する相手の方も時には、私のことを調べてから面談に臨まれる方もおられる。

昨日は、ある会社の中間管理職の方に、名刺代わりに
「ホームページやYouTube見ましたよ。歌とかも歌っておられんですね」
と言われ、びっくりした。
とくに、そういった事前情報は会社や周囲からはとくに入っていないはず。
でも、その社員さんは、私との面談と言われて、どんな奴なんだろう?と
スマホなどで検索されたのだろう。
その人にとって、実際に会ってどうだったどうか?
まさにビフォアフター?

「ホームページ見ましたよ、〇〇見ましたよ」
これは、最初の面談には大変有効だ。話が早い。
だからこそ、ホームページは最重要の広報ツールなのだ。

最初の面談。
就活の面接と同じだ。
会社を知り、そして入りたい会社に採用されることが目的。
したことはないが、お見合いとも同じかもしれない。
相手を知り、人生のパートナーを得ることが目的。

最初の面談。
ここでその後の関係も決まる。
商談も同じと思う。

どんな印象を相手に残すことができただろう。
会話を振り返り、帰路につく。
「面白い方ですね~」
と笑って言ってくれた若者もいたな~。
この反応も◎だ。などなど、お会いした人たちのマスク顔を
思い出し、いつかマスクを外してまた面談したいと思い、
新たな出会いに、この仕事のやりがいと楽しみを感じる。

最初の出会いに恵まれ、人生はより豊かになる。


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