仕事があってよかった。

ご無沙汰している人から、突然メールが入る。
近況を知りたくブログを読んでいたら、ビックリして
連絡したという方。
親のことを心配されての連絡だ。
気にかけていただいて、本当にありがたい。
短い期間に両親が続いて亡くなることは、どんなに
悲しいことか・・・と、心から心配してくださっている。

気が付けば、まだ父の旅立ちから1か月も経っていないのに
もうずっと昔のことのように感じることがある。
悲しみや寂しさを寄せ付けないように、ただひたすらに
忙しく走っているせいかもしれない。

仕事があって本当に良かった。
それがなければ、どんな風に日々を過ごしていることだろう。
仕事があることで、自分の気持ちがそちらに向く。
涙を流したり、ぼーっとしたりすることができないことが
とてもいい。
もちろん、何かの合間にふと、思い出すことはある。
が、今、自分が向かうもの、今、がんばらなければならないことが
あることで力が湧いてくる。
そして、それを応援してもらっている・・そんな気持ちになることができる。

仕事とは、自分が元気に生きるために、ありがたい存在だ。
もちろん、生きること自体が、仕事であるのだけれど・・・。




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