たとえば、ひとりの人生が終わる。
このあと、何をどうすればいいか。
その時になってみないと、いざ、その現実に直面しないと、
わからないことが多い。
親を送るということは、これまで知らなかった世界に足を踏み入れること
でもあると、改めて思う。
そして、このことは、自分の人生で、そう何度もないことだ。
特別なこと。そして、それは、ある日、突然にやってくる。
悲しみの中、せねばならないことが多い。
悲しんでいるだけでは、何も進んでいかない。自分がやるしかない。
どちらかというと、感情は置き去りにして、まずすべきことをする。
母のときも、父のときも・・本当にいろんな方にお世話になっている。
生前からお世話になってきた皆さま。
そして、亡くなってから助けていただいている皆さま。
さまざまなお悔やみ、激励、応援のメッセージに加え、
困ったときに、知らないことを尋ねれば、すぐ教えてくれたり、
動いてくださったり・・・。
今、改めて思うのは、
聞ける人が周囲にいてくれることへの感謝。
その道の専門家がいろいろいてくださり、
助け舟を出してくれる。
聞ける人がいる。という安心を感じている。
おかげさまで、そんなこんなで、超スピーディーに物事が進んでいる。
することをしてから、ゆっくり感情と向き合うことになるのだろう。
毎日、いろんな方に無理を言って、助けていただいて・・。
わが人生は、本当に恵まれている。
私も聞かれる人になりたい と思う。