読譜、暗譜の秋。

読書の秋。確かに、もっと学びたい、もっと知りたいと知的好奇心に
満ち、本を開いてみよう。と思える季節だ。
ネット検索はほどほどにして、ちゃんと本と向き合う時間をもつことを
心がけたい。毎日の生活習慣にすると良いだろう。
この毎朝、ブログを書くように、決まった時間にラジオ体操をするように・・・。
本に向き合う時間、すなわち、自分と向き合う時間になる。

そして、それ以上に今、自分のすべき課題は「読譜と暗譜」だ。
実際にピアノに触る時間がとれなくても、
まずは楽譜を眺めて、それを覚えるようにする。
そして、暗譜を目指す。
思えば、子どもの頃、よく暗譜をした。
そのおかげで、今も楽譜なしで弾ける曲があるのはありがたいこと。
でも、もっとそれを増やし、確実にしたい。
暗譜はなかなか大変だ。
楽譜に縛られて、演奏できない・・・では、つまらない。
楽譜のひと見開きには、何小節かしか載っていなためページをめくる
作業が必要。でも、隣に誰がいるわけでもない。
自分で弾いて、自分でめくる。そのたびに曲が中断する。

そのことから解放され、自由に演奏するためには、楽譜を全部頭の中に
入れること。
子どもの頃にやっていたことが、今できないわけはない。
とちょっと無茶ぶりをしてみる。
ということで、この秋は読書以上、読譜に注力したい。
移動中にも、楽譜を開く。
文字を追いかけるより、音を想像しながら読み進めるので、
想像力のトレーニングにもなると思う。
ピアノがなくても、練習ができる。
そうイメージトレーニングの一種でもある。

挑戦の秋!楽しみながら、自分の豊かにしていきたい。

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