介護の現場は大変だ。
本当にみなさんよくされると、頭が下がる。
なぜ、福祉の仕事につこうと思われるのか。
かなり強い意志がないと、長く続かないほど、ハードな世界。
ここ1年ほど親のことで、お世話になっているケアマネさんは
現場支援もされており、お年寄りや家族に寄り沿った仕事を
続けておられる。
なぜ、この仕事に就いたか・・・。その方のお母さまも同じ仕事を
されており、その背中を見て・・とのこと。
親がする仕事を見て、そうなりたい。と思うとは、すごい。
大変さも見ながらのご判断で、まさに頭が下がる。
介護保険のおかげで、介護者の家族は介護を専門の人に助けてもらい
自らの生活を続けることができている。
ひと昔前は、介護も仕事も・・というのは無理であった。
そういう意味でも、いい時代に生きていられて、ただ感謝だ。
今、自分は父に24時間付き添っていない。
もちろん気持ちはあるし、できることはやっているが、
同居しておらず、プロにお願いしている。
そのことについての自問が増える。
自分のやっていることは、正しいのか?
人としていいのか?
親が食欲ないと言われているのに、
自分はおいしい食事をとっていて、いいのか・・。
などなど。
思うことは尽きないが、
でも、私は私ができることをする。
つきっきりの介護はできない。
ならば、せめて仕事や今すべきことをしっかり
がんばろう。
世の中のために、お役に立っていれば、
親も理解してくれるだろう。
仕事をさせてもらえる、好きなことをさせてもらえる
介護の時期にありながら、皆さんの力を借りて
変わらぬ生活ができていることに、改めて感謝をしながら
今自分がすべきことを、120%がんばらねばと
思う。
ならば、しっかりやろう。
今は、ただそれだけ。
もちろん。親に対しても、自分ができることを、しっかりやろう。
全ては、悔いのないように・・・。