毎日、いろんな社長さんとのやりとりがある。
本当に多種多様な、さまざまなご相談をいただく。
聞ける人がいない。ということが多いのだと思う。
声をかけてくださる社長さんたちは、それぞれがんばる意欲満々、
積極的な方ばかりだ。
しかし、このコロナ禍は、深刻な内容も多い。
ときに、涙を浮かべる社長さんもおられる。
ときに、突然のメールが届く。
「先生、ボーナスが払えないですが、どうやって社員に伝えたら
らいいかわからないので、教えてください。」
思わず、手も目も止まった。
そうなんだ・・・。すぐ電話をする。
大変深刻な状況だ。時短営業のせいで、売り上げが減少し続けているとのこと。
「大変ですね。・・・・・・・・」と状況をききながら、社員やパートの皆さんの顔を思い浮かべ、
「まずは、日頃の感謝を伝え、今の状況をきちんと伝えて・・・・・。そして次は絶対払えるように みんなでがんばる。お客さんは待っていても来ないから
自分たちで知恵を出して・・・」
コロナでダメなんだ。という暗い話で終わるのではなく、前向きに終わるようにと伝え方をお伝えする。
「まずは店長に電話して、それから・・・」
伝えるタイミングも思うところを伝える。
一方、少しでも払えるのか、他、何か渡せるものがあるのかなども協議する。
休みをとってもらう、そのお店の利用券を渡す、何かないか・・と一緒に思案。
電話を切って、10分ほどすると、また電話。
社長夫妻で相談され、
その後、払えないといいながらも、わずかでも・・と気持ちを出されると
決断された。
その努力に、胸がいっぱいになる。どんな気持ちで・・・。
「皆さんにどう伝えたいか、まず書いてみて送ってください。見ますから」
と伝えてあったため、
しばらくすると、その文面が送られてくる。
こうしたら、もっと伝わるかな・・と思い、添削して戻す。
そして、さしあげる気持ちは、ひとりひとりに目を見て、言葉をかけて渡してくださいね。とも伝える。
と、このことはほんの一例。
毎日、いろんな社長さんの悩み、苦しみを聞かせていただき、
私なりにできることを、即行う。
口だけの人では、役に立たない。親身に真剣にサポートしないと
社長さんたちの真剣さを思うと、自然とそうなる。
社長って、本当に大変な仕事だ。
会社を背負う、社員の家族の生活がかかっている。
どんな重い仕事か・・・。
今、コロナで苦しんでいる経営者は、数多居られることだろう。
逃げ出したい人もいるだろう。そういう声も聴く。
それでも、逃げずに皆さん、がんばっておられる。
どうか、元気にいい判断、行動をして、会社を守っていただきたい。
組織で働く皆さんも大変と思う。それもよくわかる。
でも、
社長さんのキモチ、わかってくださいね。
給料は自然に振り込まれるものではない。
どんな思いで、やりくりされて、いただいているのか・・。
めげないで前を向き続ける、社長さんたちを心から応援し、
とことん寄りそっていこう!
社長さんにも、社員さんにも、信頼をいただける
コミュニケーションクリエイターで、
みんなの力強きコンシェルジェ、つかえる助っ人!
でありたい。