できることを、まず、する。

ワクチン2回目を接種した。ファイザー製。最近の報道によると、デルタ株への
効果は、従来と比べると低いそうだ。それだけ、デルタ株の感染力が強いということだ。
ウイルスとワクチンの熾烈な戦いが続いている。
ワクチンの接種について、アメリカでは、政治や宗教によって受け入れ方が
異なることで、国の分断がこんなところにも。その、その結果、再び感染が広がっているという。健康にまで、政治宗教が介入するとは、いささか厄介だ。
個人の心情が、他者に影響をもたらしてしまう。感染症は複雑だ。

何を信じる、誰を信じるかによって、人の行動は変わるため、リーダーシップは重要だ。
日本でも然り。非常事態宣言を受け入れるかどうかは、リーダーシップにかかっている。
ワクチンに話を戻す。

私にとっては、接種しないと施設の父にも会えず、今後出張にも影響するため、
迷わず接種。リスクは何にもつきものだ。

ワクチン接種後、その接種済のシールを受け取りながら 担当の人に
「これがあれば、海外に行けるということはないですよね」
「そうですね。これはあくまでも、2回接種したというものであり、
 そこまでは使えないと思います」
「じゃあ、そういう証明書はどこに行けばもらえるのでしょう?
どこできいたらいいでしょうか?」
「いやー、わからないです。まだ政治が何もいってきていないので」
想ったとおりの答えで、まだこの先の道筋は見えていない。

それでも、
でも、接種しないと次に進めない。
感染しても、重篤にならないなら、まだいいと思わねば、進めない。

期待しすぎず、でも、少しでも効果が見込めるならば、選択しない手はない。
おかげさまで、副反応は、今のところ、ほとんどない。
迷いながらも、できることをする。
道は開ける、光のある方へ進んでいる。とそのことを信じるのみ。

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