見直せる時期は幸せ。

生きている時間。限りがある。
よく人生を春夏秋冬に例える人もいるが、人生の場合は、冬から春とはならない。一度きりの四季ということになる。
冬とは、人生の最終章。
今の私は何の季節を生きているのだろう。残暑ぐらいだろうか?実りの秋というにはまだそこまで至っていないような・・・。
いずれにせよ、まだまだいろんなことが見直せる、改善できる。ありがたいこと。
一方、父のことを思う。
カラダの自由が効かなくなり、気力も低下し、自分から何かをするということが
もう難しい段階にきている。
昔のことを振り返り、懐かしんだりしているだろうか?父の胸中はわからない。
どんな風に冬の時間を過ごしているのだろう。
何かを見直すということは、すでに難しい。
気力体力が満ちていてこそ、見直し、やり直しができる。

悔いのない人生のために、できるときに自分の来た道を振り返り、
見直しながら、進むべき道に向かっていこう。

見直せることがあるのは、まさに生きているということ。
幸せなことだ。

有意義な人生にするために、見直しを繰り返し、微調整しながらゴールに向かう。
8月が始まった。
父がこの夏を乗り切ってくれることを、祈りつつ、自分が今できることを
やり続けよう。


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