ワクチンを接種するか、しないか。
世界中で、この意見は大きく二分されているようだ。私の周囲でも然り。
このウイルスの広がり方、不確実性から、リスクを考えて、接種しない
という選択をする人がいる。
そして、なんとアメリカでは支持する政党により、ワクチンへの賛否も真っ二つのようだ。
何かの行動を起こすとき、自分にとって信頼できる人が言ったことを信じる。
不安な時代、自分では判断できないからこそ、そのように選択をする人が多いのだと思う。正直、驚くが・・・。
また、SNSがなければ、多種多様な情報が氾濫することなく、もっとシンプルな結果になっていたかもしれない。
ワクチンを接種したくない人同士のなかでは、日々さまざまな情報が飛び交っているようだ。「〇〇という週刊誌に記事があったよ」・・といった共有もされる。へ?それを読んで、信じるの?と思うものも含まれる。
もちろん、自分が信じられる情報を選べばよい。
しかし、情報といってもいろいろある。二次情報、三次情報は確実とはいえない。
企業にも広報活動をする上で常々お伝えしているが、取材もしないで
あるいはある方向に引き寄せるために記事、客観性、学術的なデータを持たない情報は優先すべきではない。と常々思っている。
本当に知りたかったら、専門家の情報を自分でとりにいく。
また、まったく違う立場の情報もインプットしながら、幅広く情報を見聞して、より納得いく選択をする。
もちろん、誰を信頼すべきかは、人それぞれなので、人に押し付けることはしない。
自分にとって正しい、自分にとってより納得できる情報。を求めていく姿勢こそが重要だと思う。
人のうわさほど、無責任なものはない。
間接情報ではなく、自分で情報を見極める力。
情報を受け取る側の力で、世の中が変わっていく。
SNS時代はひとりひとりが責任重大なのだ。ということを、改めて心得ておきたい。
ワクチンは、自分のためだめでなく、社会にとっても、コロナを終息させるために協力すべきことだともいえる。
早く日常を取り戻すために、リスクなき道はない。