美しき愛の、ラビアンローズ。

贈り物が届いた。真っ赤のバラで埋め尽くされたボックス。
「わあ、すごい!」プリザーブドフラワーかと思ったら生の
バラだ。何本分?と、数えそうになる。
最近、よくバラの花を買い求めるが、それと比較にならないほど高級な真っ赤なバラたち。色も鮮やかで、大好きなピアフの映画を思わせる。
そして、よく見ると、バラが入ったその下に、バラの香りの入浴剤とオーガンジーの布が入っている。
バラの香りの入浴剤とともに、このバラの花を一緒にお風呂で楽しんで
というコンセプトのお品のようだ。
そして、「お母様の逝去など悲しいこともありましたが、
これで元気にがんばってください・・・」という内容のメッセージに心打たれる。
そう、3か月あまり、無我夢中ですべきことをして、走ってきた。
哀しみをどこかに置き忘れようとする時間でもあったかもしれない。
と、そんな自分のことをずっと見守ってくださる方がいるのだと思うと、
そしてこんなバラのギフトを届けてくださるとは・・・。
こんな素敵なコンセプトの商品を考案する人も素晴らしいし、その感性を理解し、贈ってくださる方の思いに頭が下がる。

ラビアンローズ。
もうすぐパリ祭。
ピアフが歌ったこのタイトルの曲や、愛の賛歌が心に流れてくる。

バラは、悲しみを喜びに。
そして、バラの花ことばは、私流に言わせていただくならが「美しき愛」。
と、ここまで書いて、テレビのスイッチを入れたら、なんと、
パリの街角の映像と、ピアフの歌声で、ラビアンローズが流れていた。
びっくりする偶然。こんなこともあるのだ。

さあ、今日もバラ色の人生になるように、GO!

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