先月まで父の食欲がおちてきた・・。このままでは夏は越せないかも?とのご心配をいただき、病院での精査や、専門施設での療養、食事療法などのご提案を
いただいたが、せっかく慣れてきた環境を変える方が、今の父には良くないのではと判断し、まずは今お世話になっている施設で、なんとか自力で食べるように
そのお手伝いをお願いしてから、約1か月ほど。
専門の皆さまにお聞きすると、食べなくなる理由はいろいろ考えられるらしい。
認知症、内臓疾患、歯の問題・・・。
義歯をしばらく付けていなかった父。早く歯を何とかした方がいい。
と要望を出し、このたび義歯が完成。
すると、父の食欲が戻ったという。
食欲減退の原因は、歯だったんだ~。
良かった、良かった。
「お父さん、元気になられてきましたよ」
その報告に、安堵する。
良かった、良かった。
食べられるもの、なんでも食べて、生きたいだけ生きて。
今はそんな気持ちだ。
口が元気になると、食べるだけでなく、コミュニケーションも復活する。
それもいいことだ。
人はコミュニケーションする動物だ。
言葉が話せること、人の話が聴けること。
そして、自分のことが自分でできること。自分で食べられるのは、本当に素晴らしい。
周囲の皆さまに心から感謝し、父のこれからの人生にエールを送りたい。
食べるが、生きる。
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