コミュニケーションは双方向である。
最近思うのは、確かに双方向ではあるが、受け手が全てということ。
送り手の意図どおりに伝わることもあるが、そうではないこともあり、
またそのことに気づかないまま、双方の関係が思いもしない方向に
進んでしまうこともある。
伝える側は、受け取る側がどんな風に自分の言葉を受け取っているか。
そこを見抜く力を常に持ち続けることは難しい。
対面であれば、それはまだしやすい。
オンラインでのコミュニケーションでは、伝わっているかどうかを確認することはできるが、十分にわからないときもある。
メールでのコミュニケーションは、内容、タイミングともに気を付けないと
しかも記録が残るため、責任も伴う。
受け取る側に立って何度も確認できるのは良いが、それでも相手が自分が意図したとおりに受け取るとは限らない。
しっかり受け止めてもらえていなければ、心通う双方向にはなれない。
双方向といっても、
お互い言いたい放題の応酬では、いいコミュニケーションとは言えない。
自分の発する言葉、文字が
相手の心にちゃんと響いていることから 届いてるいるか。
言ったつもりで終わるのではなく、相手がちゃんと受け止めているかをわかった上でコミュニケーションが続けば尚、相互理解につながる。
コミュニケーションは自分発信であっても、主役は相手にある。
そのことを改めて、頭において、まずは聴く、そこから始めたい。
発信することで満足しがちな、最近の世の中の傾向。
自分の言葉がいかに不十分で、未熟で、恥ずかしいものか。
ということを知ってから行動しなければ。
伝わってこそ。
この点を十分に気を付けて、信頼のコミュニケーションを育みたい。
受け取った側から、御礼や喜びや感動の声をいただく。
このことほど、嬉しいことはない。
おそらく、誰もが同じだろう。
伝わってこそ。
肝に銘じて今日もスタート!