最近、実際にお会いしていないのに、仕事がはじまったり・・というケースが
続いている。
あるプロジェクトは、オンラインで打ち合わせを重ね、教材をつくり、研修を行う企画のプロデュース。一緒に組んでいるその専門のスタッフは、その会社に行ったことなく、最初の面談から、取材から、すべてオンラインミーティング。
予備情報はサイトがあるから、その会社に行ったような気持ちになり、オンラインで話す相手がいると、会ったことがある感じにはなる。
他のプロジェクトは、会っていないのに、企画提案をして、その企業のホームページをつくる仕事。オリエンからプレゼン、キックオフまですべてオンライン。
かなり親しくなってきた感じではあっても、気が付けば「会ってないですよね~」とお互いマスクの下から笑いが生まれる。
そう、会わなくても仕事が始まる、そんな時代になった。
でも、会わないと、実際にその現場に行かないと現実の雰囲気はわからない。
「会いに来てくださいよ。うちの会社にきてくださいよ」
最近は、緊急事態宣言が解除になったら、早く会おう!という声が増えている。
会ったことがない・・・人が増えるほど、会わなばならない人が増える。
コロナ現象。不思議だ。・
いやおうなしに、変化に対応し、生き続けようとがんばっている。
結局、人間はそういう存在。
なんども画面越しで会っていた人と、直接会ったときに感動する。
それが楽しみでもある。
ふとメールでだけ何度もやりとりしていた台湾の企業の仲間と、やっと
現地で会えたときのあの感動が蘇る。