帽子職人への敬意から、夢コラボ

前にも書いているが、帽子に対して、そして、帽子職人については個人的な思いがある。
そして、ここ何年か注目している帽子があった。
京都のある売り場で、そのアトリエの帽子が販売されているのを見つけ、そのセンス、仕事の丁寧さに一目ぼれした。
そして、その帽子を施設で演奏するときなどに使用していたら、使いすぎて破れてしまった、。
どうしても捨てられずに、そのアトリエに直接連絡し、直してもらった。
丁寧なアフターケア、仕事ぶりに感心、感動。
そこから工房とのやりとりがはじまる。

ここなら、ちょっとわがままいっても、マーサオリジナルの帽子を作ってくれるかも?
グレーの生地に、紫の刺繍。上品でエレガントな帽子になりそうだ。
と妄想する。
そして、思い切って、そのイメージを伝えると、興味をもって今夏のシリーズの特別バージョンとして制作してくれることに。
途中何度かやりとりをしながら、楽しく待って、このたび完成した。

コロナが収まったら、コンサートでもぜひと思っている。
帽子職人を応援したい。これは私の生い立ちと関係がある。
帽子は、人をよりしっかり印象付けるコミュニケーションツールである。
1点1点大切に、創られる帽子は、もはや商品ではなく、作品だ。

この色の組み合わせ、なかなか良い。
工房のみなさんも、ノリノリ?になって楽しく考え、カタチにしてくださった。
工房の職人さんと、使い手のわくわくコラボが実現。
母にも見せてやりたかったし、帽子好きな彼女にも被せてあげたかったけれど・・・。
自分でできないものは、力を借りて具現化する、実現させる。
私はモノづくりができない。だから、コンセプトやイメージを伝える。
モノづくりのスタートにはそこも欠かせない。
工房からは、ぜひかぶったところが見たいとのリクエストがあるが、
モデルがちょっと・・・役不足かもしれないが?

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