バラをシェアして心つなぎ、次へ向かう。

母の命日から、ずっと紫色の花を選びお寺にお届けし、実家と自宅にも少しづつ飾っていた。気が付けば、トルコキキョウを多く飾っていた。
あわただしく時間が過ぎ、四十九日法要もおかげさまで執り行い、お世話になった方でのお礼もしながら、時の流れを改めて感じる。

ふと、いつも立ち寄る花屋で、今回はバラに目がいく。
ひとつの節目。そろそろいつもの元気と情熱の世界に心をシフトさせてみようかな。と思い、そのバラを求める。
赤色、ピンク、そして写真にはないが、薄いオレンジ。
そして、お寺と実家にはピンクとオレンジを。自宅には赤とピンクを少々。
同じ花をシェアすることで、三位一体?どこかつながっているような気がする。

赤いバラの中の一輪のピンク。情熱のなかに、ほんのり優しさがにじんでいる。
さあさあ、もうそろそろ!と自分に火をつけたい、そんな気持ちに正直に、という思い。

明日で二か月。あっという間ともいえるが、ものすごく長い時間であったとも
感じている。
今思うことは、時間の経過は、生きる上で救いにもなる。
そして、花の存在も同じだ。
やさしさとしなやかさを忘れずに、そして強く。
ここから、また心新たに生きていこう。




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