ここ何年か、毎年オリジナルの珈琲を焙煎してもらい、ライブやさまざまな
出会いのなかで、ご挨拶代わりに、気持ちをお伝えするときに、
お渡ししてきた。おかげさまで大変好評だ。
創業のときから応援している新潟十日町の専門家に依頼して、
毎回まさに、スペシャリティなブレンドをご提供いただいてきた。
赤いパッケージに紫のメッセージ。これが愛の元気人であるマーサコーヒー
の定番であったが、今回は初めて、黒いコーヒーに仕上げた。
ブレンド名は、Toshiko’s Harmony。敏子の響き、調和・・・。
珈琲に添えた紫色のメッセージカードに書いたのは、以下のとおり。
Toshiko’s Harmony
母(敏子)の旅立ちを見送り、感謝の気持ちを込めて・・・。
このオリジナルコーヒーの袋詰めが日課であった母のことを
思い出し、また一杯の味わいとともに、多くの思い出が溢れます。
Harmony(ハーモニー)は、調和であり、響き。
母の法名の一文字になぞらえ、この名前を付けました。
母のように、個性を感じていただきながらも、温かみと心地よさを
味わっていただけるブレンドとなっております。
かけがえのない愛しい存在が、永遠に心に生き続けることを
そして調和のとれた、響き合う世界の実現に願いを込めて・・・。
何年か前、初めてオリジナルコーヒーをつくるとき、
赤か黒かとても
迷ったが、今回初めての黒のマーサコーヒー。
早速、お届けした方から、感想が届いている。
♪早速頂きまして、ちょっぴり苦みがあり、
とてもコクがあって美味しかったです。
まさに温かみと心地よさを持つ個性的なコーヒーでした~
お母様もご自身のブランドコーヒーの誕生に、さぞお喜びになっている
ことでしょう(「えっ?!私の珈琲~ちょっと照れるけどこれええな!美味しいわ!」という感じでしょうか)。
マーサさまの願いである「調和のとれた、響き合う世界の実現」、素晴らしいですね。もうすぐそうなる(できる環境になる)ように感じます。♪
うれしい描写をしていただいたと感じている。
ところで、その母はコーヒーは飲めない人だった。
喫茶店に行っても、もっぱら紅茶に砂糖を山盛りの人だった。
そう、コーヒーの袋詰めが好きで、人にそれをさしあげるのが好きだった。
珈琲は、まさに母と近所の皆さん、私の周囲の皆さんを結ぶ、コミュニケ―ションツール。
今年の珈琲は、調和のとれた、響き合う世界を思って、心静かにいただきたい。