やらなくっちゃ!

もう10年以上前のこと。地元のある町のまちづくり、シティプロモーションに関する意見交換会、パネルディスカッションに参加するという仕事があった。
そこに、地元に関係ある各業界の専門家が何名か参加した。私は広報の立場での意見をいう役割で参加。市長と懇談というカタチで、職員の皆さんがそれを聴き、市の政策の参考にするという主旨だったかと記憶する。
それがきっかけで、出席者のたちと年度かお会いする機会もあり、そのあとも、たまにやりとりが続いた。
そのなかに、パーソナルデザインのコンサルティングをされる女性経営者がおられた。その方は化粧品業界ご出身ということもあり、さすがに見た目もとても美しく、身のこなしもさすが。言葉づかいも、大変知的かつエレガント、でも力がある。へえ、こんなかっこいい人がいるのだ~。岐阜出身の方かな?確かに地元出身で、東京で活躍されていることを知る。
その後、その方から時折、メールマガジンをいただいたり、なんどかやりとりをしてきた。
昨年からも、コロナで増えるリモート会議に際し、見た目で印象をよくするためのセミナーやコンサルティングをされ、その内容も大変興味深く、時代の変化にちゃんと対応される仕事をされていると・・と感心していた。
コロナになろうが、何であろうが挑戦する方だと思っていた。

つい最近、たまたま地元のコロナ感染の状況を知ろうと地元紙サイトを見ていた。すると、最近のバックナンバーにその人の名前の記事をみつけた。
え?まじ?そうなん?あの人のこと?
そう、その方が、なんと、最近行われた、その町の市長選に立候補されていたのだ。
確かに以前、その市の招きで一緒に仕事したのであるが、まさかそこの市長になることを目指しておられたとは。もちろん、その時から志しておられたのかどうかは定かではないが。
ビューティー系の企業の経営に携わってきたあの方が、まさか政治家を目指されるとか思ってもいなかった。ふるさとをかえようという挑戦である。岐阜県初の女性市長を目指したのだ!
潔い!結果は当選にならなかったが、1万人近くの人がご自身に投票されたことを、SNSなどで感謝されていたのが印象的であった。
公務員は究極のサービス業である、という看板を掲げておられたことに共感した。

とにかく挑戦する人は素晴らしい!

同じ岐阜出身、しかも同世代の人が、こんな風にチャレンジされているのを知り、よし、私もやらねば!と思った。
東京から、ふるさとにかえる、ふるさとを変える。
共感する部分もある。もっとも、私はその器ではないが・・・。
私は私の器で、チャレンジ!しよう。

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