応援、応援、応援!

コロナの影響は、収まる様子もなく、さらに大変な状況に進んでいる。
観光地長崎で長年、伝統工芸品(べっこう)を自ら製造、店頭販売してきた
知り合いの夫妻が、観光客も減って、しかも高齢になり、先行き不透明。
やめどきが大事だと思い、今、店じまいの方向で具体的に考えているとのこと。
周囲の店舗も、シャッターが閉まったままの店も増えているようだ。
じわじわ、全国に広がり続けるコロナの影響・・・。

同時に、大阪でお好み焼きの店舗を全国展開する会社の会長から、
三度目の緊急事態宣言直後に、メールが入る。タイトルは「コロナお見舞い・・・ありがとう」。私が1週間ほど前に送ったメッセージへの返信だ。
「このたびの緊急事態宣言。怒りの持っていき場がありません!それでも
スタッフともども生きていかねばなりません。こんな折ですが、来週は
三重県鈴鹿市内に新規出店します。祈る思いです。前向いて進むしかありません。ありがとう」

すでに売り上げ9割ダウンという苦難のコロナの1年。さらに追い打ちを
かけられることになる、今回の緊急事態宣言。
このコロナ禍のなか、こんな苦しい状況でも、挑戦しようと社内一丸となっての
前進。
やるしかない。止まることはできない。
従業員やその家族を抱え、走り続けるその姿勢に頭が下がり、その覚悟を思うと
こちらもたまらない気持ちになる。
三重県にすぐ行けなくても、地元の店になら行けそうだ。

頑張る人のこと。応援しよう。
前向いている人のこと応援しよう。
お互いに励まし合いながら、とにかく前向いていこう。

私が今できること。目の前の課題は全部、全力でやりきる。
そして、応援できる人に対しては、とことん応援する。
しんどいとき。みんなで励まし合う。元気づける。

今回、母のことで、皆さんからあたたかい応援をいただき、
元気でいられる。
このことに感謝しながら、お返しの応援、応援。応援!
長崎のお店のこと、大阪、東京の企業のこと、そこで働く皆さんのこと。
そして京都のタクシードライバーのこと。。。思い浮かぶ全ての人に、
エールを送り続ける。

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