運命とは、命が運んでくるもの?命に運ばれてくるもの?巡ってくるもの?
本人とは意志が関係ないけれど、おりてくる幸・不幸?
しかし、宿命は、すでに命にやどっているもの。
前世があるならば、その時からすでに決められていること。
だから、本人の意志とは関係ないし、努力で変えることはできない。
運命は変わることがあるけれど、宿命は変えられない・・・。
以前、親しくさせていただいているマジックアーチストより
ご自身の人生になぞらえて、この運命と宿命について聞いたことがあったと、
そんなことを思い出す、今日この頃。
人間の意識の世界はあまりに小さくて、自分ができることは、
本当にささやかだと思う。
その微力さに気づかねばならないとも、思う。
そして、やはり人は、生かされているのだとも思う。
今、両親のこの状況について、運命、宿命について考えることが多い。
決めることができない最期のステージは、間違いなく宿命だろう。
そこに向かう、そこを覚悟しながら、普段どおりに普通に生きる。
それが人間の強さなのかとも思う。
一方、生きることは、怖いとも思う。
一歩先が見えないから。
でも、信じることで見えない先が光に見える。
何を信じるのか。
きっと今日もうまくいく。
これだけを信じるようにする。そして、自分自身を信じる。
そうすることで、どんな運命も宿命も受け留められる・・・
と、いいなと思う。
さまざまな苦難を受容し、流す力を身につけよう。
いろんな方法があるが、私にとっては音楽がそれに役立ちそうだ。
ベートーベンを背後に聴きながら・・・。