悔いはなくても・・

いつも、どんなときも自分に悔いがないように・・とは思ってきた。
公私ともに、そのつもりで、そのとき自分が思うことをちゃんとやろう!と
思ってきた。
だから、悔いはない。とは言える。

でも、親の復帰を24時間、ひたすら待つだけの今。
悔いはないけれど、
もっとこうしたい、これもあれもしてあげたい。
と思いが次々とあふれてくる。

美味しい美味しいと食べてくれるおかずがあれば、
また食べさせてあげたい。と
野菜を切りながら思い、

京都や東京の写真や映像を見ると
昔案内した場所が蘇り、
また連れていってあげたい、
大相撲も見に行ったな。もう一度・・はもう無理かな。
でも、・・・と思う。
また、今ならば、桜を見に連れていってやりたいが
来年は連れていけるかな・・
と、思うし・・・。

悔いはないけれども、今となれば、
あれもこれも、まだまだしてあげたい。

これは私自身の勝手な願望であるが、
思いが毎日、あふれてくるのは事実である。

いつ鳴るかわからない携帯を手もとに置きながら
なんとか、と思ってしまう。
生きていると、
悔いはない。
ということは、ない。
どんなに一生懸命やっていても まだ一途の光があるならば
まだまだと思ってしまう。
とにかく、
今は前向きに、
戻ってきたら、あれもこれもしよう。
と思い続けることにする。

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