毎朝、毎晩各報道番組、紙面で示されるコロナ患者数にはどうも説得力もない。それでも毎朝、毎晩そのデータと日本地図(世界地図)が示されるのが習慣となり、今日は減っている、増えていると一喜一憂。この数字はいつかゼロになるのだろうか?
ワクチン接種で、早くマスクなしの普段が戻ってきたら、うれしいけれど、
まだまだ先は長い・・。
と言いつつ、コロナは気を付けるけれど、自分事ではないような感じもしていた。これまで、周囲に周囲に感染した人がいないためだ。
しかし、今回、東京で長らくお世話になってきた、あるお店のご主人がコロナで先月お亡くなりになったと聞き、その重症化にいたる月日の速さを、奥様からお聞きし、コロナの怖さが現実のものとなった。
あっと言う間に会えない人になってしまわれた・・・。奥様はつとめて明るく話されているけれど、どんな気持ちで病院に連れていかれたのだろうか・・・などなどいろんな思いが駆け巡る。
そのご夫妻は、小さなお店を営んでおられた。コロナで売り上げ減少、そして旦那さまのご不幸・・。そんなことでこの春にはお店も閉店しようと思うと告げられ、コロナがこういった業種にも大きな影響を与えていることにも衝撃を受ける。
お顔を存じ上げている人がコロナでお亡くなりになるとは・・・。
初めての経験だ。
改めてこの感染症を、正しく畏れ、気を付けて生きなければと気を引き締める。
亡くなられたご主人のご冥福を心よりお祈りするとともに、このパンデミックの1日も早い終息を心より願う。
コロナを自分事に。
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