オンライン会議の回数が増えている。
時間も長くても1時間。早ければ30分~40分で終了というケースが多い。
なぜか、オンラインであると、オンタイム、時間どおりに、よりスムーズに
終わらせるのが是となっている。無駄なく議題を検討、決議する、結果を出す。
確かに、その意義もよく理解するし、それぞれの環境でパソコンに向かっているし、段取りよく進めるに越したことはない。
ただ、世間話や雑談、本題から少し外れる話題、いわゆるアイスブレイクというその時間はあまりない。
モニターの枠の中に並ぶ面々に対して、そういう雰囲気にならない。なりづらいのは、なぜだろうか?
同じ空間を共有していない前提、遠慮もあるのかもしれない。
オンラインミーティングでは、3Sである、Smart、Smooth、Simpleが求められるのだろう。それを遮断してはいけない暗黙の空気・・。
人間関係をつくるのがうまい根っからの営業のプロに、この1年間の営業活動についてたずねてみたら、とても営業しづらい環境になったとのこと。
関係が作りづらい。とくに新しい関係はそうかもしれない。
オンラインには見えない壁もあるのかもしれない。
もちろん一度深く知ってしまえば、会議の前に少し雑談もしたりするが・・。
なんというか、人間らしい会話、対話が難しいというか・・。
ああ、今日の会議は怒られた~!なんて、オンラインであるのだろうか?
チャンと繋がるかなという緊張感が高まる一方、いい会議だったという余韻は
どうだろう・・・。
やっぱり生身のコミュニケーションがいい。
オンライン会議をしながら、早くこの人たちに会いたいと思った次第。