この一年。世界中がコロナに苦しめられている。
まだこの長いトンネルは、はっきりとした出口を示していないが、
人々の協力、知恵の結集によって間違いなく
前進していると信じている。
そして、この疫病は現代のネット社会のなかで、
ふるいの役割も果たしている。と、そんな風に感じる今日この頃。
このコロナ禍のなか、悪いもの、不正な存在が姿を消す。
そんな例が続いている。
コロナ前の人々の無関心、見逃しがこの窮地においては、
見逃されない。追い込まれる。
ネットの存在が、世のなかを動かしている。
コロナというきっかけと、ネットの力。
ずっとあると思っていたものが、ふるいにかけられている。
世のなかに、本当に必要であるかどうかを、見極めるふるい。
なぜ、このタイミングなのだろう。不思議に思うことも多いが、
間違いなく、コロナ前とコロナ後では、当たり前が変わってきている。
コロナ終息後も、世界はさらに変わっていくことだろう。
透明な、ありのままの、身の丈にあった、そして相手を思いやる
そんな世界に向かっていると信じている。
自分ファースト、古い考えの存在は、もう要らない。
ふるいは、目にこそ見えないが、存在していると、確信している。
コロナという「ふるい」が、世の中をあるべき方向へと、私たちを導いてくれる
のかもしれない。と勝手に思いつつ・・・。
物事をしっかり考え、判断する。
自分のなかの物差しも、この機会にしっかり
持ち直したい。