歩くとシャボン玉?

移動手段で最も好きなのは歩くことだ。健康にも良く、頭や心にも良い。

一日 10000歩が目標。叶わぬ日もあるが平均すれば、まあまあ実行できているようだ。昨日は気が付けば、目標の倍以上歩いていた。少し時間あれば、一駅分歩く、二駅分歩く。じっと待つより、密にもならないし、快適だ。

ベートーベンも作家の野村正樹さんも、毎日散歩を日課とし、そこで構想を練った。考える仕事やゼロから生み出す仕事には、散歩は貴重な思索の時間だ。

歩き始めることで、パソコンの前では出てこなかったアイデアが湧いてくる。それは、常に同時にいろんなことを考えているからなのかもしれないが、さっきまで悶々としていたことも、外に出ると違った角度から物事が見えてくるから、不思議だ。

さっきまで、全くなかった新しいアイデアがどんどん湧いてきて、すぐ立ち止まってスマホにメモしたり、すぐメールしたり、浮かんだメロディならとりあえず歩きながら歌い、録音する。

今、残さないと、すぐ伝えないと。忘れてしまう。シャボン玉のようだ。

そんなこんなで、ゆったりしているつもりでも、忙しい散歩になることもあるが、自分の速さで世界と向き合うことが、想像したり、創造するにはもってこい。

犬も歩けば棒に当たるというか、が、私も歩けば、アイデアというシャボン玉に当たる。
というところか。

外に出ることで、いいことがある。巣ごもりもいいけれど、密ではない、
空の下での活動を楽しみたい。

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