2月になった。月替わりのたのしみのひとつは、カレンダーをめくって
新しい月の絵や写真に出会う瞬間。
パリのカレンダーの2月はエッフェル塔。
めくる瞬間に「お~。」という気持ちになる。たちまち飛行機から降り立った時と同様のわくわくがはじまる。
コロナ禍の社会不安とは別物の、あの素敵なエッフェル塔が、大好きなパリの町と空が、蘇る。
そして、そのカレンダーの横には、ブエノスアイレスで大好きなカフェの店内を
描いた1枚が飾ってある。
そう、北・南半球のパリたちが、目の前に並んでいる。
それだけで、テンションが高まる。
今、遠くへ行けないけれど、いつか、ここへ再び。という気持ちが
高まる写真、イラスト・・。
音楽からもそんな気持ちが湧いてくるかもしれない。
行動の自粛をしながら、せめて、心は自由に旅をしたい。
このようにビジュアル的な楽しみから、あるいは音楽で行きたい国の音楽をかけたり、朝は好みの紅茶で香利を楽しむ、あるいはカフェオーレとバケットで
あの日のパリの朝を再現してみたり・・・。
小さなことではあるけれど、あきらめず夢をいつも持ち続けるために、心を旅させたい。