何役も楽しむ。

役者という仕事の醍醐味は、1回の人生でいくつもの役を演じ、いくつもの人生を楽しめるという点。
役ごとに、それぞれ違う人生が待っている。と思うと、ほんとうに面白い仕事と思うが、おいそれと、誰もがすぐに、カンタンに役者にはなれるわけではない。

しかし、妄想を楽しむことで、想像を働かせることで、束の間ではあっても、
違う人生が楽しめたりする。

近々、ある会社で営業のロールプレイング大会に、お客様側として参加させて
もらうことになった。
自分以外の人になるわけで、それなりのストーリーを考えておかねばならない。
今回はたまたまお菓子屋さんの役になるのであるが、
そのお菓子屋はどんな会社で、何を作って・・・・自分はそこで何をして
何に困っているのか・・・・など、具体的にイメージしていくと、自分が本当に
お菓子屋さんになってきた気分になってくる。
どんな風に演じ切ろうかと考えると面白くなる。

人生何役も楽しめると、ほんとうに有意義だ。
と、小さな楽しみを見つけると、日々の仕事も生活も楽しくなる。

ひとり何役も・・・人生を楽しむコツのひとつかも?

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