寄り添う。親身に。全身全霊。

このところ、さまざまなご相談をいただくが、その内容はほんとうに多様で、人が変われば、立場も背景もすべて異なるため、対応に慣れることはなく、毎回、背筋が伸びる。
経営者の方からのご相談。コロナ禍での大きな転換点における悩み、社員との向かい方から、このご時世だからこそ、転職して挑戦しようかという社員の相談まで。もちろん日々動く、現実の仕事についての具体的な相談もいただく。

相談したいと思っていただけることが幸せだ。
どこまでその人と同じ思いになれるかがとても大切だ。
一生懸命聞く。聞いていると、どうすればよいかが見えてくる。
本人では気づかない道も開ける。

とことんきく。その人の立場に立つ。いろんな角度からアドバイスする。
今さえ良ければというアドバイスはしない。
長い目で見て、今どうすべきかについて、真剣に考える。
言いづらいことも、あえてお伝えすることもある。
応援団としての言葉を、その方の新たな考え、行動のヒント、力にして
もらえたらと思う。
そしてこちらも発した言葉を、その場限りにしない。
責任をもって、結果が出るまで、見守り続ける。

親身に相手に寄り添う。
自分も多くの人々に、そうやって守られてきた。
そのとき学んだことを、今こそ、役立てたい。

今日は雪国でそんなお仕事。年度末が近づき、さらに背筋が伸びる。
一緒に笑顔で、いい春を迎えたい。

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