厳しい時代の仕事はじめにエール!

規模の大小、業種を問わず、数多の経営者にお会いしてきた。
まあ、社長の仕事は大変だ。年末年始といっても、頭が休まることは、ほとんどないだろう。ここは、社長さんと社員の大きな違いのひとつだ。
日々の業務も大変であるが、とくに年末になると、今年の総括と、来年に向けて目標を、方針をどうするか・・・。数字の着地ももちろんのこと。
とくに中小企業ではまさしく、社長が全部考え、きりもりせねばならぬ。
「わが社」という一艘の船をどう舵取りしていこうかと思案されるが、一人で考え、整理するのは大変なことだ。時々、これでいいのか?と不安にもなる。
自分が進めようとする道、そしてそれについて社員への伝達。
何しろ社員には、自分の意図どおりに動いてもらわねばならない。
伝わり方ひとつで、メッセージの入り方ひとつでやる気も変わってくる。
多くの会社では、年頭には社長のあいさつがあるが、1年のはじめの決意表明は発する方にも、受けとめる方にも重いものがある。双方にとって、緊張の瞬間でもある。

実はこのところ、通年はもちろん、年末年始もこういった類のサポートが増えている。
社長が考える段階からアドバイスをしたり、考えたあとの原稿の添削、プレゼン資料の確認、リハーサル・・・昨日もオンラインでリハーサルをして、ダメ出しをしていたところ。
年末から年始、とくに3日あたりから、社長さんたちからのメールがはじまる。
そして、5日仕事はじめの方が多いのか、4日はその事前準備に追われる。
会社が始まる前に、きちんと準備をする。
社長のメッセージは大切だ。
今回もいろんなチェックをしたり、アイデアをお伝えしたりさせていただいたが社長たちは思いをもって、自分の言葉としてしっかり語られることだろう。
私は黒子として、当日はエールをおくるのみ。
私にできるのは、あくまでも相手目線。
今回の場合は、社員にどう響くか、伝わるかという点での目線でのサポートだ。

良い仕事始めになりますように。
どの企業におかれても、社内が一体となって、いいスタートが切れるように
心から願っている。

苦しいときほど、社長はゆとりをもって!元気に組織を率いてほしい。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク