昨年のコロナ感染拡大により、日本国内、各地でアマビエ神話の再発見、そしてそのアレンジと信仰が広がっているようだ。今年の年賀状にも、それをモチーフにされているものもある。
その絵を見て、手を合わせることで安心感があるのだろう。
日本人にはもともと「お守り」への愛着、信仰心がある。各神社にいけば、さまざまな願いに対するお守りが、種類豊富に用意されている。
キリスト教や他の宗教(イスラムでのそれは不勉強で存じ上げないが)では
日本のようなお守りというスタイルはないのでは?キリスト教では、しいていうならば十字架や「メダイ」がそうなのかもしれない。
ちなみに英語ではamuletと呼ぶそうで、魔除けといった意味もあり、
遡れば古代エジプトの時代にも存在していたのかもしれないが、日本のお守りは
独特の文化を有していると思われる。
昨年末の京都出張時に、たまたま近くまで通ったため、八坂神社に寄って、小さいお守りを求め、母に渡した。好きな色と自分の干支なら喜ぶだろう。早速、ガラケーにこんな風に付けてある。父の杖には確か、孫からもらったお守りがついていた。
これからの受験シーズンには入学祈願のお守りをいただく受験生も多いだろう。車に乗る人には安全祈願・・・。それぞれの願いに合わせて、お守りがある。
さて、そのお守り。
お守りには、神社でいただくもの以外に手作りのものもあってよいと思う。
千羽鶴などはまさにお守りであろう。もっとカンタンにできるものは、家族向けの年賀状もお守りになる。
ちょっとしたメッセージを添えて。1年鞄の中に入れておいたら?とすすめてみる。今年は香りのするハガキをつくったため、この1枚も立派なお守りになる。
年のはじまりだから、いろんなことがありがたい。
大げさでなく、さりげなく。
いつも思っているよ。ということが、最高のお守りになる。
年の初めに、さりげないお守りを
カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク