名古屋や岐阜はトヨタ王国、車社会だ。
一家に複数台車を所有するのは、当然。であるから、黄ナンバーの軽自動車も多いけれど、それ以上に、レクサスや外車も目に付く。
車社会であるから、衣装にお金をかけるよりも、車に投資する人が多いのだろう。
車がまさに足代わり。ちょっとした外出も車で行くのが当たり前。
すぐ、「乗せていってあげるわ~」と、徒歩人は弱者のごとく、親切に声をかけてくれる。
他人事ながら、運動不足や、免許返納後がとても心配になるほどに、車ありきの
生活は便利さはもちろん理解しつつも、いろいろ気になる・・・・。
一方、移動は徒歩が基本。と、歩くのが大好きな私は、東京時代は毎日一万歩以上歩くのは当たり前であった。今もそのペースをなるべく落とさないように、名古屋でも岐阜でも、京都でもとにかくてくてく歩く。
歩くのは健康に良いだけでなく、市場調査にもなり、気分転換にもなり、歌の練習やアイデアを生む発想の時間としても、大変に有意義だ。
その歩きを支える、わが足・・。車ではなく、靴が重要だ。
外反母趾の痛みを軽減しながら、疲れないように、しかも見栄えもそこそこ・・
自分に合う靴をみつけることは大切だ。
靴が合わないのは、不幸である。
このたび、これまでよりも、ちょっとだけ高い靴を入手する。しかも出張先で、
偶然、運命的にいい靴に出会ってしまった。これを逃しては・・・と購入、しかもそれを履いて帰ってきた。(履いていた靴はそのまま修理に出した)
「靴で、そんな値段・・・」
「でも、車買うより、安いよね。靴なんか・・・」
そんな会話。
そう、車一台買うなら、靴はイメルダ夫人のように、何百足も買えてしまう。
歩く人にとっては靴は大切だ。ランナーにとってもシューズが大事なのと同じだ。
靴と車。どっちも大切な足。移動できることに感謝し、今日も新たな世界をてくてくと見つけるとしよう。