マスク。これからの季節、実はとてもいい。
夏は暑くて、しかもマスクしながら話していると、窒息しそうにになるか、熱中症になるかと思うほど不快であったのに、最近はマスクを長い時間していても
まあ、気にならない。暖かくて心地良い。
マスクをしている顔。
これが普通になりつつある。
コミュニケーション上、問題ではある。
目がどんなであっても、口元こそ、表情が出る。とくに日本人の場合は、口元に出る方だと思うため、口元が見えないと、「ほんとのところ」はわからない。
企業訪問をしたり、いろんな方にお会いするが、初対面の場合、まずは警戒されないようにと楽しい演出を考えたり、わざと関西弁であいさつしながら、場を和ませ、まず相手が笑うように心がける。
笑っていれば、その人の笑顔がわかる。
しかし笑っていないと、黙っていると怖いこともある。
怒ってるのかな。睨まれているかな。
決してそういうつもりでなくても、そう見えてしまう。
緊張の瞬間だ。
そこで思うのは、やさしい目力を養うことだ。
マスクの上から見えるハーフの顔つきが、やさしそうに見えること。
ここは大切だ。
先日、飲食業のスタッフ研修で、
マスクしているときは、目はたぬきで!とお伝えした。
たれ目になっていれば、警戒心は解ける。
やる気満々、挑戦の目力ではなく、相手を包み込む優雅、優美な目力がいい。
当然、マスクとのコーディネイトも関係してくる。
キツイ色、柄のマスクに、にらみ顔・・・これは、かなり怖い。
白いマスクに、あるいは淡い色のマスクにやさしい笑顔。
これをぜひいきわたらせたい。
まずは、自分から。