コロナで閉店をいう道を選ばざるを得ない飲食店が多い中、今。応援している長岡のお店は、今月半ばのリニューアルオープンに向けて工事中。
店舗の老朽化で、このままでは営業が難しい、このタイミングで思い切ってという英断である。
工事にあたっても、費用をなるべくおさえつつ、どうしたら効果が出るか?
工夫を重ねる経営者夫婦。
二人で奮闘するのはもちろん大前提であるが、そこで働く社員・パートさんが
どうこの新たなステージでがんばってくれるかが大きなポイントである。
そこで、開店に向けてのキックオフミーティングを提案する。
改装工事中で店舗が休みで、他の店舗などに回ったり、休暇をとっているスタッフ全員を一度集めて、今こその話をする場をもうけるようにする。
なぜ、今改装なのか。どんな店にしようと思っているのか。
店舗だけでなく、メニューは、接客は?
会社はスタッフに何を期待するのか?
私は応援団の立場で、これまでかかわった外食関係の事例も含め、これからの
店づくりのためには、スタッフが主役であること、主役がすべきことについて
話をする。
スタッフは熱心にメモをとりながら、社長夫妻や私の話に耳を傾けた。
マスクをしていても、笑顔で接客することの大切さも伝え、プチ実習も
行う。
改装、新たな取り組みを不安視していた人もいたようであったが、
このミーティングにより、その不安が払しょくされたようで、ミーティング後
実務のミーティングが活発に続いた。
あ、みんなやる気だ!いいチームワークだ。
こちらも少し安堵する。
改装は単に改装ではない。新店と同じだ。
その気持ちで、気を引き締めて、前向きに。
ひとりひとりが主役。ひとりひとりが、お客様に喜んでもらえるための
工夫を続けてほしい。
改装は新装。開店!まで1週間。気持ちよくお客様をお迎えできますように。
こんな時期に、新たな挑戦をする企業をさらに心から応援したい。