「うちの創業者の言葉を借りるなら、『たらいの水』。
それを実践していますね～。」と、
グラン・ルー22周年のお礼メッセージをお送りしたところ、
いただいたお返事のひとつ。
大変光栄で、有り難く、もったいない。
たらいの水。
自分の方へ水を寄せようとすると、向こうに水がいってしまうが、
ほかの人に水を寄せようとすると、結果、自分に水が帰ってくる。
本当にいい話だ。
その話は、ある会社（フードサービス）の創業者の言葉だと
ずっと思っていたが、よく調べてみると、二宮尊徳さんのお言葉らしい。
えらいな。すごいな。
そこに真理を見いだせる着眼点が、素晴らしい。
そういう心をもっていないと見えない世界だ。
さて、たらいの水。
日々意識していないけれど、そうありたい。そうでありたい。
と、強く思う。
今の世の中、我が我が・・と自分ファーストの人が増えているような気がするが、今だからこそ、たらいの水の精神で生きることが、世の中のためにもいい。
自分にとっても清々しく、気持ちよい。
何かちょっと迷ったときにも、この言葉を思い出すとしよう。
おかげさまの22周年。
それぞれ、お世話になっている皆さまがあたたかい目で
言葉、声援を送ってくださって、そのこと自体に感謝の念が生まれる。
たらいの水。できたら、たらいを大きくしていきたい。
